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チェンマイ・カオソーイのうまい店「カオソーイ・ニマン」Kao Soy Nimman

チェンマイ

カオ・ソーイで有名なお店「カオソーイ・ニマン」

2024年9月にチェンマイを訪問。

その際にチェンマイが発祥と言われるタイ料理の一つ「カオ・ソーイ」の名店と言われるお店に行ってみた。

今回はそのうちの一つ、その名も「カオソーイ・ニマン」についてレポートしたいと思う。

カオソーイとは?

まずこの「カオソーイ」とはなんぞや?というところから。

カオソーイは、平たくいうと「揚げカレーラーメン」である。

タイ特有のココナッツミルクの入ったカレーに、揚げた麺と茹でた麺を両方入れ、そこに肉や野菜をトッピングしたものだ。タイ料理でグリーンカレーやイエローカレーを食べたことがある人なら、比較的イメージしやすいかと思う。あのカレーの中に麺が入っている。この麺に関しては日本のラーメンの麺とはちょっと食感の違う卵麺が使われている。

タイ観光協会による公式の説明も引用しておきたい。

カオソーイとは、タイ北部料理の定番であり、代表格ともいえる「チェンマイ風カレーラーメン」です。カレースパイスがたっぷり入ったココナッツミルクベースのスープに卵麺を合わせて食べる、マイルドなカレーラーメン。肉は柔らかく煮込んだ鶏、豚、牛などから選ぶことができます。スープの味は香辛料が強めものから、ココナッツミルクが多めのマイルドなものまで、お店によって様々なカオソーイを楽しむことができます。付け合わせには、高菜の漬物、玉ねぎのみじん切り、ライムの輪切り、チリペーストが添えられていることが多いです

タイ観光案内サイトより引用

引用の写真は随分豪華だが、実際は先ほどあげたような写真のように、どんぶりにカレーラーメンがどんと盛られ、別皿に付け合わせにライム、エシャレット(小さな玉ねぎ)、高菜が無造作に出てくることが多い気がする。

カオソーイ ニマンへの行き方

今日紹介するカオソーイ・ニマンはミシュランにも掲載されている名店と聞いた。

場所はチェンマイのおしゃれエリア、チェンマイの原宿、の異名をとる「ニマンヘミン」エリアにある。

チェンマイのランドマーク、ターペー門とニマンヘミンエリアの位置関係

ターペー門からニマンヘミンエリアまではおおよそ5キロ弱。私はなんとなく地図上で距離が掴めず徒歩でターペー門からお店まで行ったが、正直これは無謀だった。雨季の9月のチェンマイとはいえ、昼間は太陽も高く正直1キロ歩くだけでも汗だくになるほど日差しが強い。無理せずGrabなどで移動することをお勧めする。

タクシーを使えばおおよそ10分くらいで目的地に到着できる。

なお、ニマンヘミンエリアは先ほど書いたようにチェンマイでも最も栄えているエリアの一つだ。おしゃれな雑貨屋やカフェが軒を連ね、周辺にはショッピングモールMayoなどもある。

おしゃれなショップが並ぶニマンヘミンエリア

余談だが灼熱のタイにおいて、ショッピングモールというのは大変ありがたい存在である。クーラー避暑地・休憩所といえばモール、これである。

タイではクーラーの効いた環境で食事ができることというのはかなり特別だ。屋台はもちろん、町場のローカル食堂というのは大概クーラーが効いていないことがほとんどである。暑い環境下で食事をすることに慣れていない日本人にはこの「クーラーのない猛暑下での食事」っていうのは結構きつい。しかもタイ料理、スパイシーだ。食べれば身体も望まずして熱を帯びる。「それくらいなんとかなりそうでしょ?」という気がするかもしれないが、そんなことはない。きついのだ。タイにおける旅行疲れの一因は間違いなく暑さ負けだと思う。

ニマンヘミンエリアのランドマーク「Maya」(メイヤー)

そんな暑さ負けをしないためにもショッピングモールは休憩所として活用したい。高い気温によって削られた体力を誰に気兼ねなく回復できる涼しい環境、トイレもきれい、中にはフードコートやレストランもある。とても便利だ。

カオソーイ・ニマンの店内

レビューを読むとお店は人気店ということもあってかなり混み合う、ということだったので、私は午後4時ごろに訪問してみた。狙いは当たり。まったく並ぶことなく店内に入れた。

食事は店外か店内か選択可能だった。空いていたからだろう。午後4時とはいえ外は酷暑、迷うことなく店内を選択。

店内はL字の構造になっており、私は一番奥の席に通された。

お店の外観も瀟洒なものだったが、店内も非常に綺麗。まるで日本の代官山のカフェのような造りだ。清潔感もあってとてもよろしい。

実食

早速メニューを渡されめくってみたがどれが一番美味しいのかイマイチわからず・・・素直に店員さんに聞いてみると、トッピングを全部載せた「全部のせ」か、牛肉のカオソーイが人気、とのこと。

ということで、牛肉のカオソーイを頼んでみた。

個包装の箸が嬉しい。付け合わせはライム、エシャレット、あとはおそらく高菜かと思われる。食べ方がよくわからなかったので周りを見てみたが、特に決まった食べ方はないようだ。濃厚なカレースープと上に乗った揚げ麺がスナックっぽくて美味しい。スープの中には茹でた米麺が入っていて、こちらはまさにラーメンといった感じ。

日本と違うのがカレーの味。当然だが、日本で食べるカレーラーメンよりもサラサラとしていてスパイシー。

このカレーのスープは町場で食べるタイ料理ほど辛くない。観光客向けにカスタマイズされているのだと思う。とても食べやすく日本人の口にもピリ辛程度。このままジャスミンライスと合わせて食べたくなるようなタイカレーだ。。ライムを一絞りして酸味を加えて味変も楽しめる。

付け合わせのエシャレットは少しずつスープに放り込んで混ぜてみる。玉ねぎ特有の苦味とココナッツの甘味、スパイスの辛味が口の中で混ぜ合わさって美味しい。高菜は混ぜて食べても、個別にお口直しで食べても良い。私は口直しのお新香的につまんでいた。

トッピングされた牛肉はよく煮込まれていてほろほろ。ビーフシチューのあのお肉のような食感。とても柔らかい。

ターペー門から徒歩で来てしまってお腹ぺこぺこだったのもあり、あっという間に完食。とても美味しかった。

感想:チェンマイ行ったら必ず行きたい!は正しいです

とにかく美味しかった。この一言。

日本ではカレーラーメンはおろか、カレーうどんすら食べない私だが、このカオソーイは日本のそれとは全く違う食べ物と思って良いと思う。

観光ガイドブックで必ずといっていいほど掲載されている本店、振り返ると行ってよかったなあと思う。その理由は「カオソーイの基準値」みたいなものが自分の中でできたからだ。ミシュラン掲載店を基準にするのはどうか?とも思うが、他の店でカオソーイを食べるとこの基準値に対して「こっちの方が辛いな」とか、「こっちのお肉の方が好み」とか、そういう食べ比べが翌日以降楽しめるようになる。美味しい・美味しくない、の比較もあるが、どうせ初めにスタンダードを作っておくならここで作っておくと良いと思う。

なお、お値段はカオソーイにコーラをつけて160バーツ、日本円で700円しないくらいだ。お手頃であると思った。

チェンマイに行かれたらぜひお試しあれ。

タイではよく犬が昼寝してます

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