青い海と空、ゆったりと流れる島時間。そんな南国の魅力に包まれた石垣島で、旅の拠点として真っ先におすすめしたいのが「ホテルミヤヒラ」だ。港町の中心にありながら、リゾートのような快適さと、地元の温もりを兼ね備えたこのホテル。実際、2024年春に初めて宿泊してからその魅力にすっかりハマり、翌2025年も迷わず再訪。いまや自分にとって“定宿”と呼びたくなる存在になっている。

そんなホテルミヤヒラに泊まって、心から「ここでよかった」と思えた理由を、ひとつずつ紹介していきたい。
実際に泊まってわかった、おすすめのポイント
港の目の前という最強の立地

ホテルミヤヒラの何よりの魅力は、なんといってもその立地だ。石垣港離島ターミナルのすぐ目の前。フェリーで竹富島や西表島に向かう人にとっては、まさに最高のロケーション。フェリーの時間に合わせて、ぎりぎりまで部屋でくつろげるというのは本当にありがたい。
さらに、ホテルのすぐ近くにはバスターミナルもあるため、石垣空港へのアクセスもとてもスムーズだ。リムジンバスや路線バスを利用すれば、乗り換えなしで空港まで移動できるので、帰路の心配も無用。

空港からのアクセスも楽々で、空港リムジンバスを使えばホテルの目の前まで一本。初めての石垣島でも迷うことはまずないし、周囲には飲食店やコンビニ、お土産屋さんも充実しているので、観光にも滞在にも便利すぎる場所だ。

ホテルは創業70年を超える老舗。けれど館内は驚くほどスタイリッシュで、2018年のリニューアルで見事に生まれ変わっている。伝統とモダンのバランスが絶妙で、まるで落ち着いた大人のリゾートといった雰囲気だ。
離島めぐりの拠点として完璧

竹富島、西表島、黒島…。石垣島に来たら離島観光は外せない。ホテルミヤヒラはその“起点”として理想的な場所にある。朝起きて、ゆっくり朝食をとって、余裕をもって船に乗れる安心感。しかもホテルのロビーからターミナルまでは、ほんの1分足らずの距離。

さらに、ホテル前にはバスターミナルもあり、川平湾や玉取崎展望台など島内観光地へのアクセスも抜群。車を借りなくても、バスでかなりの場所をカバーできるのも大きなポイントだ。
清潔で快適な客室、選べるタイプが豊富
今回宿泊したのは新館「美崎館」のツインルーム。まずベッドが快適。シモンズ製のマットレスで、ぐっすり眠れた。部屋のデザインは木の温もりが感じられるナチュラルな雰囲気で、余計な装飾がなく、落ち着いて過ごせる。

何より嬉しかったのは、バス・トイレがセパレートだったこと。観光で汗をかいた後に、ゆっくりお風呂に浸かれるのはやっぱりいい。ファミリー向けの和洋室や、オーシャンビューの部屋など、旅のスタイルに合わせて選べるのも◎。
朝食がとにかく美味しい

旅先の朝食って、意外と旅の満足度を左右する。ホテルミヤヒラの朝食ビュッフェは、正直期待以上だった。
和洋どちらも豊富だけど、特に沖縄料理のラインナップがすごい。八重山そばやゴーヤーチャンプルー、もずく酢、じーまーみ豆腐…。朝からしっかり沖縄を感じられるのが嬉しい。
中でも特筆すべきは、通常のドリンクバーのほかに「泡盛のドリンクバー」が用意されていること。朝からちょっと贅沢な気分になれるし、大人の旅行には嬉しい演出だ。
さらに、日替わりで登場するお刺身の種類が豊富なのも魅力。マグロやカツオ、イカなど、その日の仕入れによって変わる新鮮な刺身が並び、これを楽しみにしている人も多いのではないだろうか。

個人的に特に気に入ったのは、お刺身の盛り合わせと、自分で調理して仕上げるソーキそば。具材を好みに合わせて温め、トッピングして完成させるこのスタイルが楽しく、朝から満足度が高かった。
和洋どちらも豊富だけど、特に沖縄料理のラインナップがすごい。八重山そばやゴーヤーチャンプルー、もずく酢、じーまーみ豆腐…。朝からしっかり沖縄を感じられるのが嬉しい。
中でも気に入ったのがアグー豚のソーセージと、紅芋ポテトサラダ。地元の味がしっかりしていて、どれも丁寧に作られているのがわかる。サラダコーナーの島野菜も新鮮で、ヘルシー志向の人にもおすすめできる。
ゆったり癒される大浴場と夏季限定プール

旅の疲れを取るにはやっぱりお風呂。ホテルミヤヒラには、宿泊者専用の大浴場「美崎の湯」がある。内風呂だけでなく、外気浴スペースもあって、リラックス度はかなり高め。
さらに、大浴場の入口には売店があり、ブルーシールアイスやシークワーサージュースなどが販売されている。お風呂上がりに冷たいスイーツやドリンクを楽しめるのは、ちょっとしたご褒美のようで嬉しいポイントだった。

観光やアクティビティで動き回った後に、広々としたお風呂で手足を伸ばす時間は本当に格別だった。夏には屋外プールもオープンするので、家族連れや子どもにもぴったり。

スタッフの心配りに感動

どんなに設備が整っていても、結局は“人”の力で印象が決まる。そう思わせてくれたのが、ホテルミヤヒラのスタッフの対応だった。
チェックイン時の案内は丁寧で親しみやすく、観光の相談にも快く応じてくれた。清掃スタッフや朝食会場の方々も、笑顔を絶やさず気持ちのいい接客。温かさのある接客に、老舗ホテルとしての歴史と誇りを感じた。
また夜には館内でアトラクションショーを開催しているときもある。お子様連れには嬉しいサービス。なかなか繁華街に小さな子供を連れて繰り出すことが難しくても、館内なら安心して夜遅くまで楽しむことができる。

英語が話せるスタッフもいるので、外国人観光客でも安心して泊まれるだろう。
繁華街にも近く、街歩きが楽しい
ホテルミヤヒラは、石垣島の繁華街「美崎町」にもほど近い。徒歩数分で、地元の居酒屋やカフェ、バーが立ち並ぶエリアにアクセスできるため、夜の街歩きにもぴったり。

たとえば、沖縄料理と泡盛が楽しめる郷土料理店や、離島から仕入れた新鮮な魚介が並ぶ居酒屋は、地元の人たちにも人気が高い。食後には、南国らしいトロピカルカクテルを出すバーや、ライブ演奏が楽しめるお店などもあり、観光客にも嬉しい選択肢が揃っている。
お土産を買いたいなら、「ユーグレナモール」へ。島の特産品や手作りの雑貨、石垣牛の加工品などがずらりと並び、散策するだけでも楽しい。ホテルからのアクセスが良いので、気軽にふらっと立ち寄れるのも魅力のひとつだ。
まとめ
ホテルミヤヒラは、石垣島の旅をより快適で、より印象的なものにしてくれる宿だった。アクセスの良さ、心地よい客室、美味しい朝食、そして何よりもスタッフの温かさ。すべてが高いレベルで整っていて、誰にでも安心してすすめられるホテルだ。
石垣島に行く予定があるなら、迷わずこのホテルを選んでみてほしい。きっと満足のいく滞在になるはずだ。
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